エコゲームの貸出しをしています
2025年4月から館内での貸出しを再開しました。
センターではドイツの図書館にならい、電気を使わないエコゲームの館内貸出しをしています。
ゲームと聞くと日本ではコンピューターゲームが思い浮かびますが、ドイツではボードゲームやカードゲームなどのデジタルでないアナログゲームが一般的。電気を使わず環境負荷も少ないということで、センターではこれらをエコゲームと呼んでいます。ドイツではそんなエコゲームを誰でも利用できる図書館で貸出し、情報や知識、芸術と同じようにとらえています。
ドイツの図書館の様子
エコゲームの特徴は幼児からシニアまで幅広い年代の人が楽しめ、多人数での遊びが可能なこと。内あそびの文化が根付いているドイツの家庭では子どもと大人が一緒になってアナログゲームで遊ぶそうです。自分と異なる価値観や考え方を持つ人と遊ぶなかで、他の人との関わり方や物事を調整するコミュニケーション力が育まれます。また、負ける悔しさ、努力次第で勝てるよろこびを経験できます。多様な人が集うセンター。エコゲームの体験が、新たな出会いや気付きのきっかけになればと願っています。
- 貸出しを希望される方は受付にお声かけください。
- 貸出しの受付は16時30分。借りたゲームは16時50分までに返却してください。
カラスのメモリー
人数:2~6人、年齢:3歳以上、時間:10~15分
裏返しにしたカードをめくって、出た絵柄と同じ絵柄のカードを探して取り合う、神経衰弱とかるたを足したようなゲーム。
似た絵柄がたくさんあるので、よく見たり、比べたりする力がつきます。大人の人も頭の体操にいいかもしれません。
絵本のようなあたたかみのあるイラストは見ているだけでほっこりしますよ。
ドブル・キッズ
人数:2~5人、年齢:4歳以上、時間:15分
カードに描かれた数種類の動物から同じ動物を探すゲーム。小さい子どもから遊べ、集中力・反射神経・スピードが鍛えられます。
基本ルールは5つですが、自分でルールを作ってみるのも面白いかもしれません。
ぶたは飛べるの?
人数:2~4人、年齢:5歳以上、時間:約20分~
動物の特徴を当てて、得点ボードのブタを進めていくゲーム。
動物の特徴や暮らし、絶滅のおそれの有無などを幅広く学べます。遊び続けると動物博士になれるかもしれません。
ハゲタカのえじき
人数:2~6人、年齢:7歳以上、時間:15分
1から15の数字を使って得点カードを取り合うオークションのようなゲーム。
ルールは簡単ですが心理的な駆け引きで子どもも大人も楽しめます。1度するとやみつきになります。
カードライン
人数:2~8人、年齢:7歳以上、時間:15分
動物の大きさ、重さ、寿命を予想して正しい順番にカードを並べるゲーム。
出てくる動物は110種。簡単な遊び方で楽しく動物の知識を学べます。意外に動物のことを知らなくてびっくりしますよ。
ドミニオン
人数:2~4人、年齢:8歳以上、時間:30分
プレイヤーが王国の領主となって、カードを使って自分の国を大きくするゲーム。相手の戦術を見ながら自分の戦略を練る子どもたちに大人気の頭脳ゲームです。
ちまたのカードを買い足して自分のデッキを強くするゲームと異なり、今あるカードの中から自分が有利だと思うものを選び集めていきます。
大人も子どもに負けてしまうかもしれません。
ベガス
人数:2~5人、年齢:8歳以上、時間:30分
6つのカジノに置かれた賞金の獲得を目指し、サイコロを振って他のプレイヤーの動きも見ながら遊び進めていくゲーム。
運にも左右されるゲームなので、毎回勝ち続けるのは難しいかもしれません。ぜひ、友たちや家族を誘って、もしくはセンターに来ている人を誘って遊んでみてください。
レターズ
人数:2~5人、年齢:3歳以上、時間:約15分~
森の郵便局の配達員さんになって、動物たちにお手紙を運ぶゲームです。
文字や数字が分からない子どもでも遊べるようにできています。
ナインタイル
人数:2~4人、年齢:6歳以上、時間:約15分~
9枚のタイルを自由に動かしたりひっくり返したりして、誰よりも早くお題どおりに並べるゲーム。
判断力と記憶力が培われます。
街コロ
人数:2~4人、年齢:7歳以上、時間:約30分~
サイコロをふって自分の町を発展させていくゲーム。
ルールはシンプルですが、戦略と運が必要になるゲームです。